東京都のモニタリング会議の中で、調査の結果、新型コロナウィルスを発症した人の内、全体の76%の人が後遺症を発生していることがわかりました。
呼吸困難、倦怠感、嗅覚障害に至っては、発症後4ヶ月経ったあとでも1割の人に後遺症として続いたようです。

20代:嗅覚障害
20代で最もみられる後遺症では、嗅覚障害が多いと調査の結果よりわかっております。数ヶ月ほど、味も香りもわからなくなってしまい、匂いを正しく識別する事ができなくなる症状です。
【海外】後遺症のせいで職を失う人も
後遺症の問題が深刻であることは言うまでもありませんが、嗅覚障害などになると職を失ってしまうという事例もいくつか海外で見受けられているようです。
味覚障害などの影響を特に受けている業界は、飲食業界です。

飲食や食品業界で、味やにおいがわからなくなってしまうと、不適任とみなされたり、また経験があっても求職活動を行う際にもマイナスに働いてしまうという事が海外で実際に起こっております。

30代以上:せき
30代以上に関しては、せきが後遺症として最も多いという結果がでており、その他、倦怠感や呼吸困難が後遺症として発症しているようです。

新型コロナウィルスにかかってしまったタレントの井上和香さんも、ご自身の後遺症の状況をインスタグラム内で紹介されております。

軽症者ほど症状が長く続く?
イギリスのロンドン大学キングス・カレッジがアプリを活用し400万人を対象におこなった調査では、新型コロナにかかった約10人に1人が3週間以上後遺症に悩まされているという結果もわかっているようです。特に、咳や倦怠感、味覚症状といった軽症な症状ほど長く続いてしまいます。
まとめ
新型コロナウィルスは、若い世代だと無症状のケースが多いと言われたりしていますが、感染してしまったあとの後遺症に悩まされるという方も非常に多くいるようです。味覚障害や倦怠感、咳が止まらないなどの症状だと、日々の生活や仕事にも影響を及ぼす可能性もあります。
どの年代であっても感染しないように予防や対策を行うよう気をつけましょう。
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