グランドスタッフを目指している人は多くいると思いますが、専門学校に行かないといけないのでは?エアライン・ホスピタリティが学べる学科を選ばなくてはいけないのでは?と悩んでいる方は多くいるかもしれません。
しかし、グランドスタッフはそこまで学歴が問われる仕事ではありません。
実際に、外資系航空会社でグランドスタッフとして働いていた私が、どうやってなったか?私の体験をもとにお伝えします。
短期大学で英語科に
私は、短期大学に入学して英語科を選択しました。
入学当初は、グランドスタッフの仕事をしてみたいと思っていた訳ではありませんでしたが、英語を活用した仕事をしてみたいと漠然と考えていたので、英語科で学ぶことを決めました。
英語科で学んだこと
勿論、英語科=英語力を伸ばすだけではありません。
私が行っていた大学では、英語力と人間力を身につけるカリキュラムになっており、
現代社会の問題意識を学んだり、それに対する発信力や対話力を身に着けることが出来ました。
外資系航空会社のグランドスタッフとして働いていた時は、
様々な国の方と接する機会が非常に多かったので、文化の違いや社会の課題を学んだ経験は、
実際に現場で非常に役に立ちました。
短期大学の2年間、英語で読む・書く・聴く・話すの特訓を行ったので、
英語を使うことに対するアレルギーがなくなりました。
そして、卒業後に更に英語力を高めるために、海外に留学することにしました。
ワーキングホリデーの制度で1年間カナダに
ワーキングホリデー制度があることを知り、対象になっている国の中からカナダを選びました。
カナダは、移民が多く多文化主義なので、外資系航空会社で働くことを考えている人には、おすすめの留学場所です!
カナダでは、現地の洋服屋さんで働きました。
出来るだけ日本語を使用しないように、休日も現地に住んでいる友人と遊んだりしました。
ここで、様々な人種の様々なバックグラウンドを持つ人と英語で話す力が付いたのだと思います。
派遣社員としてグランドスタッフ就業
カナダから帰国後、英語を生かした職に着くことを考え、
日本の窓口になる国際線を扱う空港で働きたいと考えるようになりました。
外資系航空会社を派遣先にもつ派遣会社に登録しました。
実際に働きだしてから、グランドスタッフの先輩方が、
座学からカウンターでのOJTまで教えてくれるので、
専門学校やホスピタリティの学科で学んでいなくても心配はいりません。
入社後に学ぶ内容
航空業界に関する基礎から、業界用語で使用するアルファベットの読み方まできちんと教えてくれます。
ここで学んだことを全て暗記することは不可能なので、
あんちょこを作って、現場で使用する時にも困らないようにしておきます。
座学が終了すると、実際に現場に出て先輩指導のもとチェッインや搭乗口での案内を開始します。
最初は、先輩が付きっきりで見てくれていますが、
一週間程でそれも終了し、独り立ちする時が来ます。
まとめ
小さい頃から、グランドスタッフとして働く明確な夢を持っている人は、専門学校や大学や短期大学でホスピタリティを学べる学科を選択しますが、道は1つではありません。
私のように、短期大学を卒業後、海外でワーキングホリデーの経験をした後で、グランドスタッフになることも出来ます。
グランドスタッフとして働くのに必要なことは、
入社後からでも学ぶことは可能です。
繰り返しになりますが、グランドスタッフになる道は1つではありませんので、沢山の経験をしてそれを是非生かして、素敵なグランドスタッフを目指してください。
]]>
コメント