2022年からロシアによるウクライナ侵攻などの影響から世界的にエネルギー価格の高騰があり、そして地球温暖化も年々深刻化している今、全てのビジネス、家庭がやるべきことは省エネです。省エネとは、電気やガス、ガソリンなどといった限りあるエネルギーを無駄なく上手に使うことを指します。今回は、そんな省エネを自分の会社でどのように行うのか8つのできることを紹介します。
1. 電気と冷暖房システム
冷暖房を付けている間はドアや窓の開閉頻度を減らし、夏場は日差しをカットできるカーテンやレースを、冬場は熱を逃さないよう厚手のカーテンを使用するようにしましょう。また、効果が下がってしまうので、室外機のまわりにはものを置かないようにしましょう。
夏場の冷えすぎたオフィスは血行不良や内蔵の冷えなどを引き起こし、従業員の体調不良にも繋がるので、必要な時だけ適正な温度で使用するよう注意しましょう。また、扇風機やヒーターを活用することで、空気の循環、またエアコンの負荷を軽減させることができ、一人一人の温度調節も図れます。
2. 終業時間後はパソコンの電源を落とす
3. 照明の見直し
省エネの照明といえば、寿命の長いLEDライトへの変更がメジャーかと思いますが、他にも人感センサーのついた照明や太陽光照明の導入、自然光を最大限に活用できるようなオフィスづくりなど、できる照明の見直しはいくつかあります。費用と目的に合わせてビジネスに合った照明の見直しを考えてみましょう。
4. 就業時間の変更
空調を使用する時間を減らすために、夏場と冬場で前後一時間ほど終業時間を変更するのも一つの手です。業務内容によっては難しいかもしれませんが、夏場の朝は比較的快適なため始業時間を早め、冬場は朝が冷えるので始業時間を遅めにし、それによってエアコンの稼働時間を短縮することができます。
5. プリンターやモニターのスリープモードを活用する
6. エネルギー効率の良い機器への買い替え
年々、家電の省エネ性能は大きく向上し続けており、古い製品を使うことによって無駄なエネルギーが消費されていることも多くあります。白物家電や照明器具、またコンピュータ―などの電子機器には力率改善IC(PFC)が搭載されていること多く、これを使うことによって消費電力の削減や、無効電力の削減などが実現できます。
買い替えとなると大きな初期費用のことを考えてしまいがちですが、長い目で見ると買い替えた方がお得ということもあるので、検討してみましょう。
7. スマートメーターの導入
スマートメーターを導入することによって、消費電力が可視化でき、会社全体で省エネや節電に向けた計画が立てやすくなります。また、それによって従業員の省エネへの意識向上に繋がります。
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